障害者が正社員になる方法!障害者雇用枠の契約社員から正社員登用ステップアップの道すじ

障害者 働く方法
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障害者雇用枠の契約社員から正社員登用へ

一般論として障害者が長く働くためには

健常者より細やかなスモールステップが大事だと感じます

余談ですが、この会社には一握りながら新卒採用試験で健常者と同じ土俵で戦い最初から正社員入社した先輩もいます。

(ⅰ)就労継続A型のような社内部署(1年目18万円/月、2年目20万円/月)

当時はまだ「アスペルガー症候群」や「大人の発達障害」という言葉が注目されはじめてから日が浅く、診断を受けたばかりの私も一般の職場で働くとなれば「どうせ自分は障害者だから」など負の感情を持って仕事に向かっていたかもしれません。

しかし先輩も同期も皆が適度に優秀な障害者でしたので前向きになれたのだと思います。

(以前利用していた県の障害者就労支援施設では、正直このような方とは一緒に働きたくないと思う人が結構いました。)

 

入社して最初の2年間は人事部傘下の障害者を集めた部署に契約社員として所属し、7.5時間x週5日パソコンスキル研修やビジネスマナー研修を受けながら2年間少しずつ仕事量を増やしていきました。私は主にExcelでのデータ集計に携わっていました。

英語能力の問題や外資ゆえの文化などが肌に合わないと感じて、この2年間で区切りをつけてしまう同僚も少なからずいました。

(ⅱ)障害者と健常者のハイブリッド勤務(3年目前半、約25万円/月に昇給)

障害者部署を卒業しても直ちに一般部署に移動するのではなく、週3日は一般部署の席で仕事、残り2日は従来通り障害者部署の席で仕事という移行期間を設けてもらいました。

同僚障害者の中には、障害者だけの環境が安心できるということで引き続き障害者チームに残る方もいました。

(ⅲ)健常者の中で働く(3年目後半~、以降は毎年1~2%程度の昇給)

比較的穏やかな性格の方が多かったと感じています。

いわゆる間接部門でしたが、より本業に近い情報を扱わせてもらえてモチベーションが上がりました。

引き続きExcelでのデータ集計が主な仕事でしたが、障害者専門チームと比べれば仕事量多めか、納期は短めになりました。

(ⅳ)5年ルール、正社員化

特に登用試験のような物があるわけでもなく、改正労働契約法に伴い2018年から正社員転換しました。

当時、5年以上在籍している障害者契約社員が十数名いたと思います

ですが、おそらく全員が単なる無期契約化ではなく

正社員になったと聞いたと思います。

正社員化で変わったこと

・ボーナス支給と確定拠出年金の対象になりました。

・新年度の目標設定がよりシビアに求められるようになりました。

正社員化で変わらなかったこと

仕事内容と年収が変わりません

仕事が変わらないため年収も大きくは上がりませんでした。

ボーナスの原資にするため月々の基本給が削られることは事前に説明を受けました。

私の場合ですが、その会社の大卒正社員の初任給より年収が低いままだったのが事実です。

しかし、有名企業なので新卒社員もレベルは高いですし、自分の仕事能力や担当職務を考慮すると納得できる額でした。

障害者雇用枠で休職もなく正社員になれたか

発達障害者の平均勤続年数は3年4ヶ月とされています。(厚労省「平成30年度障害者雇用実態調査」)

そんな中でどうして倍以上の年数在職できたのか、以下のことが要因と考えています。

毎年複数名の障害者が入社してくる

私と同じタイミングで、他にも4名の障害者が入社しました。仲間として切磋琢磨する関係がありました。

また、複数いる先輩にも質問や相談をできる環境でしたし、毎年入ってくる後輩にも恥ずかしい姿は見せられないという刺激がありました。

これは大企業だからこそできる特徴でしょう。

口頭コミュニケーションにこだわらない

事務職ですが電話応対が少なめでした。

これは障害配慮ではなく社風です。

電話がかかってくるとしたら営業職のケータイかコールセンターなので、私のようなバックオフィスへ電話がくることはまずありませんでした。

また、途中から固定電話も廃止され、Skypeフォンになったので、(内線で)かけてきた相手を事前に知れる安心感が得られました。

加えて、何か相談がある際もメールやチャットで構わないという方針でした。口頭や電話というのは手段に過ぎず、そのために相談という目的を達成する妨げは取り除こうという理由です。

障害者部署から一般部署に異動する道が確立されていた

転職活動をする中で聞いた話では、一度障害者専門部署に入ると社内異動する術が無かったり、あるいは使い捨てにされてしまうという会社も少なくないようです。

しかし、私のいた会社では1,2年経ったら障害者チームを卒業して一般の部署へ移り、健常者に混ざって働くのが主流とされていました。

私としては「健常者と共に働ける」というのは将来転職を考えた際にプラスになると考えていたのでモチベーションになりました。

(推測)会社の障害者定着率が下がっていた危機感

ある程度の年数働いていた身体障害者が次々と流出していった時期がありました。当時障害者雇用担当者から聞いた話では「簡単に正社員待遇を提示する企業が顕著に増えてきた」そうです。

そこで流出に歯止めをかけるため、会社は5年経過のタイミングで単なる無期雇用化ではなく正社員化を用意するという対策をとるに至ったのだと思います。

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