障害者が低賃金とは言うけど僕(健常者もどき)も低賃金だ
障害を抱えるわけでもなく生きている僕も「短期記憶」が弱いゆえに長期記憶に結び付けられず頭脳社会のこの時代を生きることに苦しさを抱えています。
生きるために必死で、誰かに偉そうに語れる生き様はなく、辛い苦しいやってれらないと言おうと思えば、いくらでも言える人生です。
時たま、思い出し、口に出してしまう弱さがあります。
普通の人たち(健常者)は、努力をすればいくらでも結果が出せるのに、努力すらしないと。
弱っている時や、自分の生い立ちをふと思い返ると考えてしまいがちです。辛い人生はそこかしこにあるんですよ。
僕の障害歴
短期記憶弱いし、学校の勉強ついていけんし、22歳の学校卒業まで地獄の日々。
今はどうにか生きていますが「障害を抱えて生きているのだ…」と心底痛感しています。
*僕は障害を持っていない人のように「周囲の目線を騙しながら」生きています…。
*幸か不幸か明確な障害が残りませんでした。
一般的な障がいを抱えるほどではないにせよ、
この記事が何かしらあなたの役に立てば嬉しいです。
本題行きます!すみません…
障害者雇用は低賃金すぎて生きていけない事実
障害者虐待の事例として「精神的虐待・経済的虐待」が多く、最低賃金(各都市の最低額)以下で働かせるのは違法です。
障害者雇用の賃金の安さが最大の原因で、できない業務があるから薄給に甘んじて我慢する。ストレスが溜まってもお金も使えずに働き続けるのが普通な状態になっています。
障害者雇用は手取り額が少なく、低賃金になっているので「障害者年金を受給していること」が前提になっている面もあります。そのため、障害者雇用自体が低賃金でも仕方がない側面が昭和、平成、令和からほったらかしにされてきました。
障害者雇用で従事する場合、年金受給も視野にいれた働き方を大前提にしなければ生きていくことすら困難だと考えて行動するしかありません。
障害者雇用が低賃金になる大きな理由は?
障害者雇用が低賃金になる理由は、
- 障害者年金+障害者雇用で働く暗黙の前提がある
- 中小企業は仕事内容が利益に繋がらず福祉的負担を強いられる
- 大手企業で資金が潤沢なら新たな事業創造も可能
などの3つの理由があると感じています。
大企業直下の障害者が働く事業がすごい理由
中小企業と違い、大企業直下の植物工場などは単純作業でも「障害者が働ける極めて良い職場環境」を達成しています。
しかし、それは大企業が潤沢な資金、人材、計画達成力を持ち合わせる余裕を持っているからに過ぎません。
大企業がすごい事業を作り出せば、テレビのEテレやハートネットTVで取り上げられるでしょう。
ただ、それは企業努力ができる大きな企業が経営資源を投じた点からです。
中小企業ではそれすらも難しく、新規事業を作り上げることすらも困難な現状があるのが現実です。
企業が障害者を雇い入れたときの助成金各種
障害者雇用率の拡充が各企業に求められる反面、障害者を雇い入れた時に企業に支払われる助成金は、
- 特定就職困難者コース
- 発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース
- 障害者初回雇用コース
などがあり、1人あたり120万円(大企業は50万、中小企業は120万)の助成金支給が見込まれます。
しかし、月10万円の月給を障害者側に支払ったら助成金を使い果たすことになり、翌年は支給されないために「障害者を雇用した上で利益を生み出す仕組みづくりを中小企業側に日本政府が強いている状況」があるという点も知っておくとよいかもしれません。
障害者雇用は障害年金受給で低賃金問題を解決
障害者雇用で働く以上、障害年金を受給して「手取り額を少しでも増やすこと・障害者手帳による割引・サービス」を使って上手に生きていくしかないと考えます。
どうあがいても日本が超好景気になるとは考えられず、福祉的負担もより増加する国になると予測しています。
それは、健常者でも障害者でも変わりません。
ゆえに、障害者雇用+障害年金+割引サービスを活用する道で苦心することが最も賢い選択になるでしょう。
障害者雇用の賃金の課題は同一労働同一賃金で解決する?
2020年4月1日から正社員と非正規社員の「不合理な賃金格差」を改善するための法改正が行われています。
障害者雇用の賃金課題についても同一賃金同一労働で解決する可能性がありますが、現実的には難しいでしょう。
なぜなら、「健常者と障害者が同一の労働内容を同一の労働時間で行なっているか?」という点に帰結します。
同一労働同一賃金は、あくまで同じだけ働いているにも関わらず非正規社員という立場がゆえに不正に安い賃金で働かされていた人たちに対する具体的な解決策の提示です。
しかし、障害者雇用の課題は違います。極めて、残念ながら・・・。
一生懸命働いても、障害者雇用の賃金が安いしつらい気持ちは解消されないんですよね。
障害者になぜ私と同じ賃金を望むの?言う日本の健常者
同一労働同一賃金を叫ぶ派遣の人達が
障害者に対しては「なんで、あんたが私と同じ賃金を望むの?」と言ってしまう日本。
思いやりジャパーン
ちなみにスイスなど一部の国では知的障害の人も含めての同一労働同一賃金が成立してます。障害のある人も生きていくのにお金が必要との考え#新しい社会
— 共生社会の作り方 (@yorisoi21) September 28, 2019
障害者雇用で配慮なし・健常者と同等だが最低賃金事例
それなりに資金力がある大手就労移行支援所はブラック気味の会社に送り込むことが増えました。2019年9月現在
障害者雇用で健常者と同じように働いているブラック企業事例もTwitterなどで散見します。
しかし、その事例の場合は同一賃金同一労働の法令から「職場に対して賃金格差の不合理な状況」を言及できる前提になるので、少しずつですが障害者雇用の問題点も解消されていると言えます。
簡単に言えば、
- 障害者雇用|健常者と同じ労働内容・時間なら同一賃金
- 障害者雇用|障害者に合わせた労働内容・時間なら最低賃金以上
これらの障害者雇用における職場での状況が推測されます。
2020年4月から施行される同一賃金同一労働は「障害者が健常者と同様に働かされている職場」において、強い改善力(賃金の上方修正)を強いる拘束力があると言えますよ!!
障害のクローズバイトが障害者枠で働くより遥かに給与が多い
週20時間〜30時間パートタイム、アルバイトで働いた方が、低賃金の仕事ではあえて障害者枠を狙うメリットが少ない隠れた要因が存在します。
この方が得られる手取り額も多く、契約社員、派遣で働くよりも生活が楽です。
障害者はアルバイトすら落とされるのか?
障害を抱えているなら、深夜コンビニバイトであまり人気が少ないような場所を選んでください。
深夜勤務が難しいようなら、朝〜昼の主婦層が狙うような時間帯。
もしくは土日祝日の穴要員としてバイト先を探すとすんなり見つかります。
障害者雇用の低賃金・非正規雇用で働いたほうがいい?
障害者雇用の障害者雇用実態調査では、身体、精神、発達の順に賃金が低くなる傾向が多く、所定労働時間(1週間にどれくらいの時間働けるのか?)が大きな要因でしょう。
働ける時間が短ければ、実入りが少なくなるわけです。
僕は大きな事故にあっていて、けれど、障害をどうにか抱えず、
どうにか健常者っぽく生きられるだけの生活が辛うじて出来ている現状です。
障害者の人たちのTwitterを見ていると、辛いから社会が悪い。と書いている傾向が多く、反面、障害者枠でも非正規雇用で手取り10万くらいを稼いで生きている人もいます。
障害者雇用の低賃金、非正規雇用で苦しむ人たち
障害者で働きたい人たちの状況は、
- 障害者として働きたいが、就職先の見つからない人
- 障害者雇用枠で働いているが、低賃金で苦しい人
- 障害者雇用枠の非正規社員から正社員になれない人
- ごくわずかの障害者雇用枠で正社員として働く人
大まかに分けて障害者雇用の現状は、上記の4つに分けられます。
さらに単純化すれば、
- 障害者雇用で働けない人
- 障害者雇用で非正規雇用の人
- 障害者雇用で正規雇用の人
こう言った状況の違う障害者の人たちがいます。
障害者雇用の正社員枠にこだわると辛い
障害者雇用の生き方に大切なのは「働きかた + 手取り額をどれだけ増やせるか?」です。
正社員雇用だとしても税金、控除が増えれば生活が辛く苦しくなります。
お金がないだけで、生活は不安定になって、気持ちも落ち込んでいきます
障害者雇用の中で正社員採用に憧れるより、稼げる非正規雇用を探す行動をしたほうが障害者の給料が低賃金問題を解決する道ですよ。
障害者雇用のはクソなのに、低賃金
だけど、障害者が働く職場の人たちには何の恩恵も無いどころか、配慮や生産性の低下などの負担を一方的に押し付けられるところがクソ。やばい。そりゃ健常者と障害者の軋轢も生じるし、ヘイトや不満も増大して当然ですよ。
仕事は遊びじゃねぇ!!とか、めっちゃ言われてそう・・・汗
しかも、日本は本人に対して現金を直接給付するのを頑なに拒むんですよね。
障害者雇用に限らず、就労移行支援などにばら撒いている助成金を全て廃止して、
障害者本人に障害年金として直接渡したほうが安上がりだと思うからなー。
他の人より安い給料で他の人と同じ内容の仕事をやらされるのに。
【手取り10万】8時間フルタイムx週5日、劣悪な環境で肉体労働
#手取り15万じゃ都心じゃ人間が満足できる暮らしなんてできないんですけど、
手取り10万(年収150万くらい)じゃ奴隷以下の人生を強いられてるようなもんです。

友人:手取り12万
障害年金が隔月13万なので健常者なのに手取り15万しか貰えない健常者は「障害者雇用と年金」を貰った方が現状の手取りより多くなるもバグよね・・・(汗
…と。
どっち生き方にしろ「手取りが15万」じゃ少ないし「手取り10万」じゃもっと少ないわけです。
障害者雇用だと手取り15万以上なんて身体障害を抱えている人くらいですよね。
もしくは精神障害を抱えてて、IQ高め学歴高め女子とかかな。
これじゃあ、アルバイトでクローズで採用された方が手取りが高いですよ…。
障害者雇用で手取り15万の人は何割いる?
平成30年度障害者雇用実態調査の5月の平均賃金をみると、
- 身体障害者|42万3,000人|平均賃金21万5,000円
- 知的障害者|18万9,000人|平均賃金11万7,000円
- 精神障害者|20万人|平均賃金12万5,000円
- 発達障害者|3万9,000人|平均賃金12万7,000円
となっていて「全体の50%以上が手取り15万円をもらえているが、身体障害者に限定されている」事実がわかります。
知的・精神・発達障害者の民間事業の会社に勤めている人は、手取り10万円以下の低賃金で働いている現実があります。
障害者雇用の現場では身体障害者の採用率の高さが知られていますが、発達障害者と比較しても14倍もの開きがあるのが調査から判明しています。
トレンドの手取り15万みて思い出した。介護の仕事で正社員で働いてたとき手取り13万くらいだったよ。正社員なのに手取り13万。障害者雇用だから手当てなんにもつけてもらえなかったっていう。正社員で社長のお気に入りになれると毎月社長から特別手当てでるのがちょっと意味わからない(´Д`)
— ʚ睡蓮ɞ (@suiren_kuu0524) September 24, 2019
非正規雇用とはいえ、一般枠だからこそ障害者雇用より給料面で待遇がいいし、今は障害もオープンにしており(障害者手帳を会社に見せました)、配慮を受けつつ働けています。体調に合わせて出勤日を減らしても可。10日未満の勤務でも手取り10万超えます。かなりいい条件で働けていると思います。
— いくちゃ(o^^o) (@Iku_Azusawa) September 18, 2019
障害者雇用助成金目当ての最悪企業はやめとけ!
障害者雇用ビジネスが成り立つ背景は、、、
この2つが企業にとって極めて大きな被害につながるから
「支払いと公表の2つのハードル」を超えられないダメージよりWeb上に一生企業の悪評が載せられることが大損害につながります。
よって、、、
この2つを支払った方が多くの企業にとって安い結果になります。
大企業・中小企業が障害者雇用にうろたえる理由
日本国家が企業に対して「障害者の働く場所を作れ!」
でなければ「納付金をもらうし企業名も公表するし」いくらでも外圧を作って嫌がらせをしてやれるんだぞ!!
そうやって企業側に罰則を通じた雇用率上昇を迫っています。
パニック障害・不安障害・うつ病など精神疾患持ってる方でどのような職業に就いてますか?
物流関係で働いています
接客業で働いています
パート1年契約で働いています
派遣の事務で働いています
スーパーのショート勤務で働いています
など、時短勤務のアルバイトなどが多いようです。
具体的な探しかた
1.ハローワーク障害者雇用の求人登録をして求人を探す。
2.障害者雇用を扱っている転職エージェントなどを使う。
1.2.に関して登録する際に主治医からの診断書もしくは意見書をもらうように言われるかもしれません。
働けることが前提となる為です。
そこがクリアできていない場合、就労継続支援もしく定着支援などの支援機関を活用して就労していく方法などもあります。
ハローワークでも教えてくれるところもありますし、お住まいの役場(福祉課や保健センターなど)でわかるので聞いてみるかHPなど確認されるといいと思います。